ギャラリー 2012 小学4年生
・画面全体に大きく自分の身体を配置しています。泳いでいる時の様子や躍動感、波の動きを色使いや大胆な筆使いで表現してあります。泳いでいる時の思いが出ていて、観ていて気持ちのいい作品になっています。
・思い出や日常の情景なのか、心に残る一場面が描かれています。夕日に色づけられた木々、山など、その時の楽しさが画面全体に出ている。色のにじみやパステルなどを使いながら、楽しいイメージを描き切り自然な表現になっています。
・一つ一つのものの組み合わせだけでなく、作者の気持ちが塗り重ねをもたらしたのか海の奥行きを感じさせます。絵作りの中で格闘している様子が見られるとともに、魚を釣って感動している様子が出ています。
・くじらの大きさを考え、魚の鱗の様子を細かく表現するところに作者の愛着が見られます。ポスターとしても絵画としても見られ、子どもらしいタッチも見られるよい作品です。
・サインペンを使って輪郭を描いていますが、塗り絵にならず、野球にいそしんでいる時の思いを楽しんで描いています。人物と周りのフェンスやホームベースなどが、構図としてよくかみ合っています。
ギャラリー 2012 小学5年生
・題材はシンプルですが、川と手前の花の構図が素朴な視点で作られています。版画独特の発色を利用し、花の美しさを出そうとする作者の気持ちが出ています。
・稲刈りをしている人たちの作業の動きやポーズに、作者の作品への思いや感謝の気持を感じます。色使いが自然です。衣服との調和があり、互いに響きあう作品になっています。
・電車が通る風景で、車や人々が描かれ生活している臨場感があります。人物があいさつやおしゃべりをしており、さりげない描写がされています。リアリティを自然に感じる作品になっています。
・鍋を前に煙を防ぎながら炊事をやっている様子が、見ている人にも「自分も体験した」とストレートに感じさせます。必要なものが描かれ、画面構成がしっかりとしており、迫力のある作品です。
・描きたいものが明確になっています。繊細な色使いの中で物語性を表現しています。内面にあるものが自然に表現されています。作者の優しさや繊細さを感じる作品です。
ギャラリー 2012 小学6年生
・雪のふわふわした感じができています。雪国ならではの体験したものが描写されてます。降っている雪と積もっている雪がよく表現されています。青、緑と白の美しさ、地域性を感じる作品になっています。
・白と黒の部分を大きく分けながら製作されています。人物の入れ方がよく、動きを感じる構図になっています。伝統工芸をテーマにしており、地域性を感じる作品になっています。
・さりげない描写と向こう側に入り込めるようなリアリティがあります。真摯な眼差しから、作者の人間性がでています。生活感を観る人に感じさせる作品です。
・作者が生活している場をしっかりと受け止めています。通っている学校に愛着を持ち、ステンドグラスの表現など、細部にかける熱意を観る人に感じさせる作品です。
・ペンのタッチがシャープで高度な描写力です。面白い構図を考えており、校舎と体育館のバランスを考え、無理なく描かれています。パレットの中で混色や水加減を考えられており、作者の感性が表れている作品です。
・後ろで見ている人も含め、配置がよく考えられ画面構成がしっかりとしています。作者が獅子舞を感動した様子がうかがえ、伝統文化を大切にしないといけないと感じさせる作品です。