ギャラリー 2019 中学1年生
審査講評 東京造形大学 教授 山田 猛 第55回 新潟県中越教育美術展
会長賞 長岡・新潟大学附属長岡中学校 小林 夏子
・全体を淡い色調でまとめた,すばらしい作品です。「自然」「人間」「機械文明」など社会的なテーマが込められているようです。ロボットの手は,これから進むAI時代を予兆しているのでしょうか。
新潟日報社賞 三条・大島中学校 川窪 悠斗
・デザイン的で緑系の配色に自己の生活感が伝わってきます。デザインと絵画の狭間にある作品で,独自性に富んでいます。
研究会賞 長岡・栖吉中学校 風間 陽太
・大玉送りをしたときの楽しかった思い出が伝わってきます。洋服のデザインを一人一人変え,バックをペンで丁寧に塗っていて,真剣に作品づくりに取り組んできたことが見て取れます。
研究会賞 見附・西中学校 松田 菜々
・文字の傾き,絵文字のパターンに独創性があります。色の塗り方もよく考えられています。文字の中のキャラクターの存在に遊び心が感じられます。
ギャラリー 2019 中学2年生
審査講評 東京造形大学 教授 山田 猛 第55回 新潟県中越教育美術展
会長賞 長岡・川口中学校 佐藤 滉晟
・色のバランスがすばらしいです。補色対比を使い,全体を強い色調でまとめています。作者が真剣に自分自身を見つめ,葛藤している様子が伝わってくるようです。
新潟日報社賞 見附・西中学校 原田 あい
・日本の初夏をイメージし,優しい夜の雰囲気が表れています。草をスパッタリングで柔らかい感じにしたり,文字を蛍と同じようにふわっと光らせたりして,表現力に優れています。
研究会賞 岡・東北中学校 松澤 優凜
・遠近感を意識した構図の入れ方や,サルビアと風景の色の対比が見事に描かれています。花びらも丁寧に描き,自然に対する愛情が感じられます。
ギャラリー 2019 中学3年生
審査講評 東京造形大学 教授 山田 猛 第55回 新潟県中越教育美術展
会長賞 長岡・宮内中学校 岡野 陽光
・サッカーの試合中に起きたエピソードが,表情によく表れていて,見る人を強く引きつけます。リアルに表現された目や手から,納得のいかない気持ちがにじみ出ているようです。
新潟日報社賞 見附・西中学校 杵渕 沙映
・構成力や発想力に優れた美術作品です。シュールな世界は,音が消えるような静けさの広がりが感じられます。一方で,光輝く希望も感じられます。
研究会賞 南魚沼・八海中学校 小林 楓果
・流し台に反射する光と金属の質感,使い込んだバケツ。窓越しに見える壮大な風景など,きめ細やかに描かれています。何気ない場所にも愛着をもっていることが伝わってきます。